ハウルの動く城

誰もが知るジブリアニメの傑作『ハウルの動く城』大人気のアニメですが、やはり多くの方が見る映画は集合意識の反映かもしれませんね。
まず不思議な城の正体は、私達の身体や心臓の象徴として見ることが出来ます。
生きるために本当に必要なのかと思うほどの物を抱え込み彷徨う城は現代人の象徴とも言えます。
そして城のドコデモドアは心臓の力である多次元の力を象徴しています。
城を動かすカルシファーは三次元の神(エゴ神)の象徴とも、三次元の力である火の象徴であるクンダリーニともとれます。そしてハウルとソフィーはツインソウルを現しています。
またソフィーが城に入るシーンでは身体へのグラウディングやクンダリーニの覚醒を表す尾てい骨が出てきます。
先ずクンダリーニの覚醒条件である現実から離れ尾てい骨に意識がグラウディングする必要性があります。
ソフィーがハウルの城に入る階段は人間の尾てい骨にそっくりの形です。
人間の意識が尾てい骨に入ると現実世界より身体内部を感じ感覚的に生き始めます。
そして自分の宿命が始まります。
そしてソフィーが最初にすることは、掃除、掃除、掃除、そして断捨離、断捨離、断捨離です。
そして最後には城自体も断捨。
物語ではハウルとソフィーは過去のトラウトと対峙していきます。
ソフィーは母とのトラウマ、ハウルは先生と幼少期のトラウマを癒やし恐れを手放していきます。
まさに感情の断捨離、そして最後にカルシファーの象徴である三次元の命の手放しを通じて本物の愛や形なき心の大切さへと導かれています。
またまだ沢山ありますが宮崎監督のインスピレーションにはビックリさせられます。
見るだけでも意識が変わりますので、もう一度、見てみてみてくださいね。